清朝初期の尚書研究 顧炎武『日知録』と閻若璩『尚書古文疏證』
著:野間 文史
紙版
内容紹介
二千年以上の長きにわたり中国のみならず、日本を含む東アジア各国に強い影響力を与え続けた儒教思想。その儒教思想の中で重要視された経書、『四書五経』の一つで、中国最古の書物の一つでもある『尚書(書経)』。
『尚書』は成立過程が複雑であり、具体的な解釈も含めて古くから様々な研究が行われている。
本書はその中から、文献に基づく実証的な古典解釈「考証学」に基づいて、清朝初期に行われた尚書研究書 閻若璩『尚書古文疏證』と「考証学」に基づいて歴史、古典、思想、等について解釈した書、顧炎武『日知録』の中から尚書に関して記述したものを紹介する。
ISBN:9784896193220
。出版社:明徳出版社
。判型:B5
。ページ数:338ページ
。定価:7000円(本体)
。発行年月日:2023年06月
。発売日:2023年06月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHC。