出版社を探す

ロマ書講話 下

著:手島 郁郎

紙版

内容紹介

「全被造物は、神の子たちの出現を待ち望んでいる!」ユダヤ人の救霊を切に願ったパウロの祈りと、聖霊を貫く神の聖なる歴史を、今の時代にどう生きるのか。聖霊伝道に徹し、イスラエルとの関係も深かった著者による、ロマ書の神髄が初めてここに著される。

目次

第一七講 御霊の法則の中に生きる 
第一八講 神の子となる光栄 
第一九講 進化の絶頂に立つ者 
第二〇講 霊言の力 
第二一講 神の選びの計画 
第二二講 残れる民の秋近し 
第二三講 聖書の歴史観 
第二四講 使徒パウロの悲願 
第二五講 異邦人の時満ちて
第二六講 神の憐れみに生きる人
第二七講 中動態の信仰 
第二八講 愛には偽りがない 
第二九講 上よりの権威に従え 
第三〇講 愛こそ律法の完成 
第三一講 人の弱きを負う心 
第三二講 ロマ書の結論 
補講 Ⅰ 神の御意をわきまえるには 
補講 Ⅱ 武士道的な宗教

著者略歴

著:手島 郁郎
   手島郁郎(てしまいくろう)の略歴

▼1910年誕生。
内村鑑三、賀川豊彦、及びスンダル・シング(インド)の影響を強く受ける。無教会主義に共鳴し、塚本虎二に私淑。
▼1948年、熊本にてアメリカ占領軍の横暴な政策に抵抗したために米占領軍政に好ましくない人物として追及され、阿蘇山中奥深くに逃れる。そこで祈りつつある間に、神から伝道者としての召命を受ける。旧・新約聖書を直接、原典から学び、主イエスとその弟子たちの聖書そのままの原始福音運動を提唱。信仰証誌『生命の光』を発刊。その群れを『幕屋(まくや)』と称し、全国に生けるキリストの伝道を展開する。日本国の精神的復興のためにキリストの福音が民族の魂に根づき、民族のもつ尊い使命が発揮されることを願う。
▼1950年以降、聖霊の恵みに浴し、キリストが働く徴(しるし)と奇跡が続出する聖書さながらの独立伝道を各地に展開する。
▼1973年東京にて召天。

ISBN:9784896060331
出版社:手島郁郎文庫
判型:4-6
ページ数:349ページ
定価:2273円(本体)
発行年月日:2018年05月
発売日:2018年05月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF