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犬と猫の救急診療ファーストコンタクト

最初の5分と60分にすべき初期対応

監:望月 学

紙版

内容紹介

救急症例に対して最初の5分と60分でやるべきことを、
「徴候」と「疾患」、それぞれの視点から学ぶことができる犬と猫の救急医療の入門書!

【本書の特長】
●徴候別に最初の5分間でやるべきことを解説し、検査や、その結果から鑑別できる疾患を紹介。
●疾患別に60 分以内に行うべき検査、鑑別診断の再確認/診断法と、治療法について解説。二次診療施設に紹介するかどうかの判断や、愛玩動物看護師が知っておきたいポイントもわかる。

目次

第1章 治療優先度の決定
 救急症例のトリアージ
 テレフォン・トリアージ

第2章 状態別の対応方法
 意識異常
 呼吸異常
 重度の消化器徴候
 腹囲膨満
 尿の異常
 外傷
 動作・歩行異常
 粘膜色の異常
 誤食

第3章 疾患別の対応方法
 意識異常
  1.発作重積
  2.低血糖
  3.高血糖
  4.電解質異常
  5.熱中症
  6.脳炎・髄膜炎
  7.脳腫瘍
 呼吸異常
  1.喉頭麻痺
  2.気管虚脱
  3.犬の心原性肺水腫
  4.猫の心原性肺水腫
  5.急性呼吸窮迫症候群
  6.頻脈性不整脈
  7.徐脈性不整脈
  8.胸水
  9.気胸
  10.血栓症
 重度の消化器徴候
  1.胃炎・腸炎
  2.胃拡張捻転症候群
  3.腸閉塞
  4.胆管閉塞
  5.急性膵炎
 腹囲膨満
  1.腹水を伴う腹囲膨満
 尿の異常
  1.雄猫の尿道閉塞
  2.尿腹
  3.急性腎障害
 外傷
  1.外傷性脳損傷
  2.脊髄外傷
  3.骨折
  4.脱臼
  5.靭帯損傷
  6.眼球突出
  7.角膜穿孔
  8.虫刺傷
  9.ヘビ咬傷
 動作・歩行異常
  1.椎間板ヘルニア
  2.前庭障害
 粘膜色の異常
  1.出血による粘膜蒼白
  2.溶血・凝固異常
  3.黄疸
 誤食
  1.異物誤飲・誤嚥
  2.中毒

付録 救急薬剤の体重あたり投与量一覧

ISBN:9784895318822
出版社:緑書房
判型:B5
ページ数:224ページ
定価:10000円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TVH