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スカイライン―R32、R33、R34型を中心として

増補ニ訂版

著:当摩 節夫

紙版

内容紹介

【日産自動車創立90周年】1957年に誕生し、プリンス自動車工業の主力車種として、その高い走行性能などにより人気を得ていたスカイラインは、1966年の日産自動車との合併後もロングセラー車として進化を続けている。本書では「走りのスカイライン」の復活を目指して開発されたR32型、それに続くR33、R34型を中心に、16年ぶりに復活したGT-Rによるモータースポーツ活動を含めて、歴代スカイラインの変遷を解説する。

目次

「走りのスカイライン」の復活を目指したR32 伊藤修令
「走りと実用性」を備えたR33、R34 渡邉衡三
スカイラインを守った個性とは 中山竜二

スカイラインの歴史
第1章 スカイライン前史
第2章 スカイラインの誕生から7代目まで
第3章 R32、R33、R34型スカイライン
第4章 11代目から13代目およびNISSAN GT-R

カタログでたどる 歴代スカイライン
–R32、R33、R34型を中心として–

●SI系(初代 1957年4月~1963年11月)
●BLRA-3型(スカイライン スポーツ 1962年11月~1963年生産中止)
●S50系(2代目 1963年11月~1968年8月)
●S54系(スカイラインGT 1964年5月~1968年8月)
●C10/GC10型(3代目 1968年8月~1972年9月)
●PGC10/KPGC10型2000GT-R(初代GT-R 1969年2月~1972年9月)
●C110/GC110系(4代目 1972年9月~1977年8月)
●KPGC110型2000GT-R(2代目GT-R 1973年1月~4月)
●C210/GC210系(5代目 1977年8月~1981年8月)
●R30型(6代目 1981年8月~1985年8月)
●R31型(7代目 1985年8月~1989年5月)
●R32型(8代目 1989年5月~1993年8月)
●R32型GT-R(3代目GT-R 1989年8月~1995年1月)
 R32型GT-Rのレースシーン
●R33型(9代目 1993年8月~1998年5月)
●R33型GT-R(4代目GT-R 1995年1月~1999年1月)
 R33型GT-Rのレースシーン
●R34型(10代目 1998年5月~2001年6月)
●R34型GT-R(5代目GT-R 1999年1月~2002年8月)
 R34型GT-Rのレースシーン
●V35型(11代目 2001年6月~2006年11月〈クーペは2007年10月〉)
●V36型(12代目 2006年11月~2014年2月
    〈クーペは2016年1月、クロスオーバーは同年6月〉)
●V37型(13代目 2014年2月~  )
●R35型NISSAN GT-R(2007年12月~  )
●R35型GT-R海外版カタログ
R32、33、34型GT-Rレースシーン
●R32型GT-R
 R32型GT-R SPAフランコルシャンへの挑戦
●R33型GT-R
 R33型GT-R ル・マンへの挑戦
●R34型GT-R

■年表
■スカイライン、NISSAN GT-R]仕様一覧
■スカイライン生産・登録・輸出台数
■NISSAN GT-R生産・登録・輸出台数
■全日本ツーリングカー選手権 スカイラインGT-R29連勝の足跡
■参考文献
■あとがき

著者略歴

著:当摩 節夫
1937 年、東京に生まれる。1956 年に富士精密工業入社、開発実験業務にかかわる。1967 年、合併した日産自動車の実験部に移籍、1970 年に ATテストでデトロイト~西海岸を車で 1 往復約 1 万キロ走破。往路はシカゴ~サンタモニカまで、当時は現役であった「ルート 66」3800km を走破。1972 年に日産自動車、海外サービス部に移り、海外代理店のマネージメント指導、KD 車両のチューニングなどにかかわる。1986 年~1997年の間、カルソニックの海外事業部に移籍、豪亜地域の海外拠点展開にかかわる。1986 年~1989 年の間シンガポール駐在。 RJC(日本自動車研究者 ジャーナリスト会議)会友、および米国 SAH(The Society of Automotive Historians, Inc.)のメンバー。1954 年から世界の自動車カタログの収集を始め現在に至る。

ISBN:9784895228039
出版社:三樹書房
判型:B5
ページ数:168ページ
定価:4500円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN