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アジア研究報告シリーズ

21世紀のグローバリズムからみたチンギス・ハーン

編:ボルジギン フスレ

紙版

内容紹介

日蒙で開かれた国際シンポジウムの成果。歴史・社会・政治・文化など最新の研究からチンギス・ハーンとその時代を再評価。

目次

まえがき ボルジギン・フスレ(Husel Borjigin)

20世紀:チンギス・ハーン評価をめぐる攻防の時代 田中克彦(Katsuhiko Tanaka)

「チンギス・ハーンの箴言」研究における諸問題 チョイラルジャブ(Choiraljav)

モンゴル軍のドグシン・ハル・スルドの歴史的伝統 ガリンデヴ・ミャグマルサムボー(Galindev Myagmarsambuu)

チンギス・ハーン崇拝について:『白い歴史』を手がかりに ツィムジド・プルブエヴナ・ワンチコワ(Tsymjid Purbuevna Vanchikova)

チンギス・ハーンの記憶の場としての婚姻儀礼:内モンゴルのバーリン地方の資料を中心に 二木 博史(Hiroshi Futaki)

チンギス・ハーンが立法者として果たした役割:ホルチ,アルタン,ホチャル,セチェ・ベヒらがテムジンをチンギス・ハーンとして推戴する以前の時代 ウード・B.バルクマン(Udo B. Barkmann)

現代中国にとってのチンギス・ハーン ボルジギン・フスレ(Husel Borjigin)

ポスト共産主義時代のロシアにおけるチンギス・ハーン:その観点と研究 サンピルドンドブ・チョローン(Sampildondov Chuluun)

モンゴル帝国史とロシアの歴史教科書 チョローン・ダシダワー(Chuluun Dashdavaa)

チンギス・ハーンとその親族,妃,協力者に関するロシア(ソ連)の歴史記述の概観 オーフノイ・バトサイハン(Ookhnoi Batsaikhan)

ロシア連邦ブリヤート共和国におけるチンギス•ハーン シャグラノワ・オリガ(Olga A. Shaglanova)

歴史上の人物チンギス・ハーンの今日的意義 ウード・B・バルクマン(Udo B. Barkmann)

チンギス・ハーンの宗教政策 シャラブ・チョイマー(Sharav Choimaa)

モンゴル帝国の宗教に対する寛容政策:金帳汗国を例として エクレム・カラン(Yekrem Kalan)

大モンゴル国における宗教と信仰について ツェレンバルタブ・ミンジン(Tserenbaltav Minjin)

マハーカーラのトグ・チンギス廟の歴史の問題について ガリンデヴ・ミャグマルサムボー(Galindev Myagmarsambuu)

チンギス・ハーンの肖像と「チンギス・ハーンの軍歌」についての再検討 包美栄(Bao Meirong)

フルンボイル地区におけるモンゴル民族起源に関する考古学的新発見 孟松林(Meng Songlin)

ISBN:9784894898080
出版社:風響社
判型:A5
ページ数:302ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年02月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPC