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エジプトの「国語教育」

アラブ人の歴史とアラビア語文学史

著:平 寛多朗

紙版

目次

まえがき

序章

一 二〇世紀前半のエジプト
二 エジプトとナショナリズム
三 本書の目的

第一章 アラビア語とナショナリズム

一 フスハーとアーンミーヤ
二 パンイスラーム主義とアラビア語
三 アラブナショナリズムとアラビア語
四 領土的ナショナリズムとアラビア語

第二章 一九二九年度の教科書とナショナリズム

一 一九二九年度の教科書とアラブ
二 一九二九年度の教科書とイスラーム的言説
三 一九二九年度の教科書とエジプト

第三章 アラブ連合共和国時代における教科書のアラビア語文学史

一 アラビア語文学史とイスラーム
二 アラブ人的気質と反植民地主義
三 アラブ世界の中心としてのエジプト

第四章 研究者の編む文学史

一 カウミーヤとナショナリズム
二 研究者におけるカウムの見方
三 領土的ナショナリズムにおけるアラブ意識

第五章 ヨルダンにおける文学史

一 ヨルダンの歴史
二 ヨルダンの近代アラビア語文学史におけるカウム
三 ヨルダンの近代アラビア語文学史における二つのナショナリズムの包含関係

結論

あとがき

参考文献


図表一覧・索引

ISBN:9784894892897
出版社:風響社
判型:A5
ページ数:238ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年04月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP