内容紹介
現在、日本を代表すると思われるロングルート50本を全国から選び、その概要、歴史、ルート解説を記した書。選出したものは主にアルパインルートと一部のフリールートで、いずれも「今の日本を代表する」ものとしてぜひ登りたい、また後世にも伝えておきたいルートばかり。特に力を入れたのは歴史の項で、それを示すことでかつてのクライマーたちの心意気と、その結果としての今のクライミングの姿を映し出す。日本のクライミングはまさにここにある。ルート写真は見応えがあり、クライマー必携の保存版!
[収録エリア]利尻山、黒伏山南壁、谷川岳一ノ倉沢・幽ノ沢、明星山、剱岳、鹿島槍、奥鐘山西壁、唐沢岳幕岩、槍ヶ岳、穂高岳、錫杖岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、瑞牆山、七面山南壁、九州
著者略歴
編著:菊地敏之
1960年神奈川県生れ。10代よりベルニナ山岳会、JCC会員としてアルパインクライミングで活躍。日本へのフリークライミング導入以後はヨセミテを自らのクライミングのベースとして足繁く通う他、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地で活動多数。谷川岳一ノ倉沢大氷柱初登、アストロマン、フリーライダー、ノーズ・ワンデイ、トランゴタワー登頂、国内では瑞牆山アレアレア(10p、5.12a)、イクストランへの旅(9p、5.13a)開拓など。元クライミング・ジャーナル編集長、元オペル冒険大賞事務局長、(社)日本山岳ガイド協会登攀ガイドを経て、現在同協会フリークライミング・インストラクター。主な著書に『日本の岩場 上・下巻』『関東周辺の岩場』(白山書房刊)、『最新クライミング技術』『クライマーズ・ボディ』(東京新聞出版局刊)、『日本マルチピッチ・フリークライミングルート図集』(山と溪谷社刊)など。
ISBN:9784894752429
。出版社:白山書房
。判型:B5
。ページ数:224ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:2022年03月
。発売日:2022年03月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ。