入郷随俗 山西省運城学院奮闘記
著:山口榮一
紙版
内容紹介
人生、第二の職場は中国だった。
2005年、小学校の教師が選んだ第二の職場は山西省・運城市。
文化はもとより、言葉すらわからずに日本語教師として教鞭をとった著者は、少しずつ生徒たちと心が通いはじめる。
互いを知ることで学び合い、伝え合うことで大陸の魅力と悠久の歴史を知った。
そして、かけがえのない交流と人生の宝物を手に入れる。
これぞ、好奇心と勇気で駆け抜けた実録記。
目次
はじめに
没電事情のひとコマ
【コラム①】初心を胸に学生たちとともに
街頭カラオケ考
尊崇すべき暖房施設
トイレ考
価値観逆転、麺どころ山西省
【コラム②】我が心象風景 山西省・運城
週末のリンゴもぎ
世界遺産「平遥古城」の魅力
カンニング考
自転車講習会
老公と老婆
先生のお母さんはブンカです
【コラム③】母への想い
日中友好の証し
教師節のすばらしさ
寅さんと若者の共感
浴衣事前講習会
親衛隊がやって来る
太巻き寿司誕生
街頭市場点景
【コラム④】「チーハン ラーマ?」
いつかは修理します。待っていてください
運城交通事情あれこれ
眼科医院診察記
公寓の桜
親切心とネズミ騒動
太極拳の李生林先生
【コラム⑤】私の宝物
再会を願って
教え子の結婚式
ボタンの香りに誘われて
中国革命の聖地、延安へ
未明の星明り
中国の標語紹介
おわりに