ことばと保育
改訂版
実践につなぐ
他著:近藤 幹生
他著:寳川 雅子
他著:源 証香
紙版
内容紹介
乳幼児の「ことば」をめぐって、現場経験のある執筆陣がその視点を生かしてまとめたテキスト。
乳幼児のことばの発達から、保育内容としての歴史、早期教育・外国語教育といった現代の課題に至るまで、保育にかかわる「ことば」についてさまざまな角度から考察。実践とのつながりを意識し、具体的な事例を豊富に掲載。保育者をめざす学生にはもちろん、現役保育者の方々にも最適。絵本の紹介やコラム、資料を充実させた改訂版。
目次
第1章 人間にとっての「ことば」とは──ことばの機能を考える
第2章 保育内容としての「ことば」の歴史
第3章 「ことば」の育つみちすじ
第4章 「ことば」を育むための保育者のかかわり・役割
第5章 「ことば」を育てるあそび──児童文化財にふれる
第6章 指導計画と「ことば」
第7章 家庭との連携と「ことば」
第8章 「ことば」を聞く意味、記録する意味
第9章 乳幼児期の「ことば」と子どもの権利
第10章 「ことば」をめぐる新たな課題
コラム(抜粋)
領域「言葉」の経過について/保育は養護と教育の一体的営み/マザリーズ(Motherese)/程よい関係を大切に/育児語・幼児語/過度拡張・過度縮小/鏡文字/「考える過程」の大切さ/苦手意識に向き合って/ことばと地域性~ごっこあそびから考える~/デジカメ写真で保育を伝える/エピソード記録 他