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動物たちのおしゃべり

文:山崎 陽子
絵:ミルコ・ハナアク

紙版

内容紹介

あなたの愛する人へ!!
世代をこえて、大人にも愛されたロングセラー、ついに復刊!!
ねずみに恋してしまったねこのお嬢さん、うわさ話の好きないたちの奥さん、泣きたいけれど「わしは王さまなんじゃから……」と我慢するライオン――
耳をすませば聞こえてくる、動物たちのおしゃべり。
チェコを代表する絵本作家ミルコ・ハナアクの独特な動物画に、山崎陽子の珠玉の文章の、みごとなハーモニー。

「 いいなあ――――いぬ
こんど 生まれてくるときは/『ねこ』が いいなあ
  あんなふうに ひざの上に乗って/「みゃあお」なんて 甘えて
  おあずけも おすわりも/しなくて いいんだもん」

著者略歴

文:山崎 陽子
童話作家、ミュージカル脚本家。立教女学院卒業後、宝塚歌劇団へ。童話『らくだい天使ペンキイ』(後にミュージカルとして芸術祭優秀賞)をはじめ絵本、エッセイなど。75年から一人ミュージカル、90年から独自の舞台“朗読ミュージカル”(現在まで50作以上)を発表、「山崎陽子の世界Ⅳ」が文化庁芸術祭大賞。故遠藤周作主宰の素人劇団「樹座」で20年間、脚本を担当。絵本『ぼくのはな さいたけど』(金の星社)『うさぎのぴこぴこ』(至光社)『はりねずみのピックル』(女子パウロ会)、小説『あのう…ですから、タカラヅカ』(小学館)『“遠藤さんの原っぱ”で遊んだ日』(小池書院)、エッセイ『しあわせは いつも いま』(ユーリーグ)などの著書がある。2007年、生命誌研究者・中村桂子氏、画家・堀文子氏との共作『いのち愛づる姫』(藤原書店)出版。

ISBN:9784894349841
出版社:藤原書店
判型:B5変
ページ数:64ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2014年12月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA