海外好き公僕技官のビール紀行
著:吉井 厚志
内容紹介
でもまあ、これさえあれば幸せだもんね。
アジアで、ヨーロッパで、そして世界で仕事をしたら、さあビールだ!!
国土保全と環境保全の技術専門家として、約40年にわたり主に北海道の現場を支えてきた筆者。
その筆者が1988年のフィリピン・マニラ赴任から2015年の退官までに書き連ねてきた、海外とビールにちなんだエピソードを紀行文にまとめた一冊。
2020年刊の前著『国土のゆとり』が、水辺から起こる自然災害への対応策の実現に向けた「実践の書」とするならば、本書はその裏話。
四苦八苦、疲労困憊しながらも、家族と仲間たち、そしてビールに支えられ、世界と日本の現場を駆け回った足跡です。
目次
はじめに
第一章 一九八八年~一九九一年 アジアのビール
一 フィリピンどこでもサンミゲル
二 海外出張でビールを楽しむ
三 ビールで乗り切る綱渡り海外出張
四 国際機関のビール呑み
第二章 一九九三年~一九九五年 アメリカと北欧のビール
一 アメリカ コロラド川
二 北欧にたどり着くまで
三 スウェーデンからノールウェー
四 再びノールウェー
第三章 一九九四年~二〇〇六年 日本国内でもビールを堪能する
一 釧路のビール
二 公僕のビール話
三 画家とビールを
四 霞ヶ関と地方のビールの味
五 ビール呑みの報復
第四章 二〇〇〇年~二〇〇四年 有珠山対応とビール
一 有珠山噴火対応でビールを断つ
二 危機管理の疲れをビールで癒やす
三 有珠山との縁(一九七七~一九七八年噴火)
四 有珠火山防災教育副読本
五 泥流実験
六 有珠山火山砂防フォーラム
七 有珠山キッズスクールと学ぶ会
第五章 二〇〇七年~二〇一〇年 研究国際交流でも飲み続ける
一 ニュージーランド
二 カナダ トロント
三 オーストラリア メルボルン
四 スロバキア
五 オランダ
第六章 二〇〇七年~二〇一五年 アジアのビール再び
一 マレーシアの旧友との再会
二 マレーシアとの共同研究
三 マレーシア クアラルンプールとムアル川
四 香港からのサイクリングツアー
五 香港の結婚式
六 マレーシアのランカウイ島とクアラルンプール
おわりに