ようこそ菜の花治療院へ
出会いの日々
著:山口 千穂子
紙版
内容紹介
従来の十二経絡と任脈・督脈・帯脈を足裏とふくらはぎからさぐりあて、手漉きの和紙で施術する治療法を確立した筆者。
そのプロセスと、治療院での施術の日々を穏やかな筆致で綴ったドキュメンタリー風エッセイ。
目次
ようこそ菜の花治療院へ ―プロローグ―
和紙灸
灸と和紙
美しい人 ―パーキンソン症の話―
闇夜の辻斬りと村娘 ―腰腸肋筋の痛み―
紅の豚の鼻 ―鼻づまり その一―
紅の豚の鼻と猫アレルギー ―鼻づまり その二―
函館本線、夢ん中 ―手の六経ライン ふくらはぎ編―
委中と栗羊羹 ―腰痛治療―
借金がないのに ―首回り―
点と線 ―肩こりと張り―
エステティックサロン"菜の花"にようこそ ―顔マヒとしびれの人の話―
お顔はおてんとう様に ―めまいの人の話―
とりの手羽先とソックス ―ひざ痛の人の話 王妃と姫と侍従の関係―
つぶらな瞳 ―目の治療穴の一つ おめめ その一―
おはよう!! ―おめめ その二―
不思議な人 ―任脈ライン―
ダンディーなゴルファー ―腰痛治療の一つ―
天使と臀部 ―臀部と仙骨の治療法―
ベコニアの花と百会 ―督脈ラインの話 その一―
かさじぞう ―督脈ラインの話 その二―
奇経治療 ―耳回りの治療、その他腰痛治療の話―
尿管結石? ―生理痛の話―
同名経絡とその治療 ―全身治療―
大地(痔)主様へ ―痔の治療―
横承扶エリア ―首・肩こりの治療―
脛骨両サイドの任脈・督脈と足の陽経治療 ―進化した足裏とふくらはぎでの施術法―
その他の治療部とライン ―肩周辺・咳・耳―
野菊の庭 ―エピローグ―
十二経脈の病証