地域とともに生きる 建設業
著:小磯 修二
紙版
内容紹介
地域にとって建設業は、経済的な生産力や雇用を生み出す力であるだけではなく、日常の催事への協力から非常時の災害救助に至るまで、地域社会を支える役割の大きな産業でもある。
その土地に精通し、特性を最大限に活かして活動する建設業は、地域とともに将来があるという、共同体としての強い意識を持ち、地域の課題に向き合い、発展に必要な幅広い活動を行っている。
地域政策を主なフィールドとする研究者の立場から、現場へのヒアリングなどを通して見えてきた「地域産業としての建設業」の意義や役割、可能性を考察、提言する。
一体論で語られることの多い建設業を、「地域づくり」の視点で捉えた一冊。
目次
はじめに
第1章 建設業とは何か
第2章 地域経済を支える建設業
第3章 雇用力の大きい建設業
第4章 地域づくり産業
第5章 請負産業の特性
第6章 建設業のイメージと無駄な公共事業論
第7章 地域密着は建設業のDNA
第8章 人材問題の背景
第9章 公の役割を担う建設業
第10章 地域の自立戦略と建設業
第11章 人口減少時代を生き抜く
第12章 国土強靱化と地方の役割
第13章 老朽化する社会資本
あとがき
ISBN:9784891152994
。出版社:中西出版
。判型:4-6
。ページ数:252ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2014年08月
。発売日:2014年08月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TN。