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わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち

著:ローズマリー・マカーニー
著:ジェン・オールバー
訳:西田 佳子

紙版

内容紹介

女の子だからという理由で、先進国に生まれ育つ子どもたちに当たり前のように与えられているものが与えられない子は世界にたくさんいます。たとえば、学校に行かせてもらえなかったり、食べ物を十分にもらえなかったり、13歳や14歳で結婚させられたり、借金の肩代わりに労働を強いられたり、紛争に巻き込まれたり……。この本に紹介されている8人の女の子たちも、そんな境遇に生まれ育ちました。でも、彼女たちは夢を心の支えに、決してあきらめません。貧困の連鎖を断ち切るためにはどうすればいいのか、自分の未来を変えるためにできることは何かを考え、それに向かってひたむきに進む姿は、その子だけでなく周りにも変化をもたらします。
ジェンダーの平等、児童労働や性的虐待、貧困など世界中の女の子が抱える問題について知り、考えてみるのにも最適な1冊。

著者略歴

著:ローズマリー・マカーニー
ローズマリー・マカーニー
カナダの国連大使および国連のジュネーブ軍縮会議の常任理事。国際NGOプラン・インターナショナルの一員であるプラン・カナダの前代表。プランのグローバルキャンペーン「Because I am a Girl(わたしは女の子だから)」を立ち上げたメンバーのひとりでもある。同キャンペーンは、性差別をなくして女の子の権利を守り、貧困から救うため、2007年から実施されている。国連の「国際ガールズ・デー」(10月11日)制定にも尽力した。主著に、『マララさん、こんにちは』『すごいね! みんなの通学路』『私はどこで生きていけばいいの』(以上、西村書店)、『As a Boy』(小社より刊行予定)がある。
著:ジェン・オールバー
ジェン・オールバー(Jen Albaugh)
小学校教師と図書館司書を経験し、現在はフリーライター兼編集者としてトロントで活動中。プランの活動と「Because I am a Girl」プロジェクトに深く感銘を受けた。
訳:西田 佳子
西田佳子(にしだ よしこ)
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。東京都武蔵野市在住。主な訳書に、クロンビー「警視シリーズ」(講談社)、モンゴメリ『赤毛のアン』(西村書店)、プリーストリー『ホートン・ミア館の怖い話』(理論社)、『わたしはマララ』(共訳・学研プラス)、『マララさん こんにちは』『マララの物語』『すごいね! みんなの通学路』『私はどこで 生きていけばいいの?』(以上、西村書店)。

ISBN:9784890139965
出版社:西村書店
判型:A5変
ページ数:96ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YX