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クリスマスを救った女の子

著:マット・ヘイグ
絵:クリス・モルド
訳:杉本 詠美

紙版

内容紹介

クリスマスの魔法が消えかけている!?
トナカイは空から落ち、トロルは怒り…サンタクロース、大ピンチ!
サンタクロース――つまりファーザー・クリスマスになったニコラスが、
人間界の子どもたちにクリスマス・プレゼントを配ってから1年。
一番最初にサンタを信じた少女アメリアは、
今年も懸命にクリスマスの願いごとをしていた。
プレゼントよりもはるかに大切な、母さんの具合が良くなりますようにという願いだ。
それなのにその年、ニコラスは現れなかった。
アメリアを待っていたのは救貧院での苦しい日々。
一方、ニコラスが暮らすエルフの世界にも大変なことが起こっていた……。
ハラハラドキドキのクリスマス・ストーリー。
愛すべき新しい古典の続編です。

著者略歴

著:マット・ヘイグ
文: マット・ヘイグ(Matt Haig)
イギリスの作家。大人向けの作品に『今日から地球人』(早川書房)などの小説やビジネス書がある。児童書作品で、ブルー・ピーター・ブック賞、ネスレ子どもの本賞金賞を受賞、3作品がカーネギー賞候補作に挙げられている。息子に「ファーザー・クリスマスはどんな子どもだったの?」とたずねられたことから、本シリーズの第1弾『クリスマスとよばれた男の子』(西村書店)の着想を得た。
絵:クリス・モルド
絵: クリス・モルド(Chris Mould)
イギリスの作家、イラストレーター。文と絵の両方を手がけた作品を多数発表しているほか、『ガチャガチャゆうれい』(ほるぷ出版)など多くの子どもの本のイラストも担当し、ノッティンガム・チルドレンズ・ブック賞を受賞。ケイト・グリーナウェイ賞などの候補に選ばれる。子どものころの自分が喜びそうな本を書くのが楽しみ。
訳:杉本 詠美
訳: 杉本詠美(すぎもと えみ)
広島県出身。広島大学文学部卒。おもな訳書に、『テンプル・グランディン 自閉症と生きる』(汐文社、第63回産経児童出版文化賞翻訳作品賞)、「ガラスのうし モリーのおはなし」シリーズ(少年写真新聞社)、『アンドルー・ラング世界童話集』(東京創元社、共訳)、『クリスマスとよばれた男の子』(西村書店)など。東京都在住。

ISBN:9784890139842
出版社:西村書店
判型:4-6
ページ数:368ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2017年10月
発売日:2017年10月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFH