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疎開生活壱ヶ年のあしあと

編著:「疎開生活壱ヶ年のあしあと」文集編集委員会

紙版

内容紹介

あの戦争で日本各地が空襲されるようになり、戦争遂行の「足手まとい」になるからと始まった学童疎開。その児童たちが敗戦半月後に記した文集が発掘された。一生懸命書いたと思われる51名の鉛筆書きの拙い文章から、いまだ戦争が無くならないこの時代に生きる私たちは何を感じとることができるだろうか。
さらに「戦争展」に展示されたある疎開先で写された集合写真の中に、自身の姿を発見した女性が実はその文集執筆者の一人であったというその事実に私たちは驚くのであった・・・。

【もくじ】刊行にあたって

〈作文集〉 昭和二十年九月一日 疎開生活壱ヶ年のあしあと

学童疎開とは何だったのか

学童疎開の思い出

七十七年前の作文に出合って

父が残した疎開児童の作文集を読んで

体験文集発行、おめでとうございます

作文を読んだ人たちに聞いてみました

須佐国民学校(現・神戸市立明親小学校)の集団疎開

編集後記(一)

編集後記(二)

著者略歴

編著:「疎開生活壱ヶ年のあしあと」文集編集委員会
「疎開生活壱ヶ年のあしあと」文集編集委員会
淡路 信子 (文集執筆者)
上野祐一良 (兵庫の「語りつごう戦争」展の会代表)
大木  久 (神戸子どもを守る会 事務局長)
木戸 久裕 (山の上の小さな地域博物館長)
中野 照雄 (親子自然教室「たんぽぽ親子クラブ」代表)
朴木佳緒留 (神戸大学名誉教授)
南田 伸治 (明親小学校「学校運営協議会」顧問)

ISBN:9784889002881
出版社:日本機関紙出版センター
判型:A5
ページ数:182ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ