ナガサキとフクシマ「ナガサキの証言」を軸として
著:畑島喜久生
紙版
内容紹介
93歳、畑島喜久生が長崎での自らの被爆体験を
語り、それを軸にナガサキの原爆とフクシマの
原発事故とをつないだ、わが国初の核廃絶詩集。
被爆教材『ナガサキの空』 『ナガサキの花』
『よみがえった すずむしのうた』等100冊以上
の児童詩、現代詩、少年・少女詩の著作を持つ
教育者 畑島喜久生の集大成と――詩とは「見
えないものを見えるようにする聞こえないもの
を聞こえるようにする」こと――
目次
〈目次より〉
第一章 ナガサキ――わたしにとっての〈戦後〉
わたしの「日本国憲法」考――未来のこども
たちへ引き継ぐものとして
第二章 「ナガサキの証言 被爆者は語る」
「自分が被爆者であることは一切語らず‥‥
というのは思い出すのが怖かったから」
第三章 フクシマ――わたしにとっての〈災後〉
もうその日には夢の中までそれが入り込み
一晩中眠れなかった