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石は叫ぶ

靖国反対から始まった平和運動50年

編:キリスト者遺族の会

紙版

内容紹介

1969年6月靖国神社の国家護持を求める靖国法案が国会に上程された折,「遺族にも靖国神社に祀られたくない人がいる」「戦争は父を奪った。靖国神社法案は私の心を奪う」と声を上げてキリスト者遺族の会が発足。以来五十年余り,靖国法案は1974年廃案に,遺族の会は平和を守るための運動を展開,2022年幕を引いた。そのキリスト者遺族の会の記録

目次

まえがき   木村庸五
第1部 戦争体験を継承し,非戦を望む
ヤスクニ反対五〇年を顧みて
― 戦争体験を継承し,非戦を望む  吉馴明子
キリスト者遺族の会とともに五十年
― 西川重則氏(二代目実行委員長)の歩み  木村庸五
第2部 遺族の会50年の記録
 Ⅰ 国営化してはいけない靖国神社
 Ⅱ 戦前への復帰はあってはならない
 Ⅲ 平和遺族会全国連絡会を結成
 Ⅳ 戦争の無い世界を目指して
あとがき   吉馴明子
キリスト者遺族の会50年史年表

著者略歴

編:キリスト者遺族の会
1969年4月18日発足,2021年12月6日閉幕。信教の自由と,人権・平和を守るための運動を52年間続けた,キリスト者の団体。実行委員長は,初代小川武満,第2代西川重則。会の発起人吉馴明子と会友木村庸五が本書編集責任者

ISBN:9784887084834
出版社:刀水書房
判型:A5
ページ数:285ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2023年08月
発売日:2023年08月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS