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季刊文科コレクション

視点

素朴なる疑問 : 私の脱哲学・脱西洋

著:松本 道介

紙版

内容紹介

村上春樹から三浦雅士まで、ドイツ文学者が、素朴に問い痛快に斬る胸のすくような文芸エッセイ11篇。

目次

ハッピーエンド-高島俊男「漢字と日本人」に目を開かれる
父なきエディプス-村上春樹「海辺のカフカ」に頭をかしげる
ヴァーチャルな現在・リアルな過去-柏原兵三「坐棺」の新しさ
哲学の正体-それは植物分類図表でした
無思想のすすめ-オトコは何もわかっていない
知識と教養-フランス語に「啓蒙主義」という言葉がない?!
ただ一人の哲学者-小林秀雄のこと
最終講義 ひとつの結論-からだで生きる
わが"転向"-センスのフランス・観念のドイツ
パパラギ再会-人類はあと二百年くらいで滅ぶことに
記号論のむなしさ-三浦雅士「出生の秘密」に著者の顔が見えない

ISBN:9784886299727
出版社:鳥影社
判型:4-6
ページ数:299ページ
価格:1900円(本体)
発行年月日:2006年03月
発売日:2006年03月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DSA