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倭国末期政治史論

著:中田 興吉

紙版

内容紹介

国号を倭国から「日本」へと改称していく時代。三つの政治論点から従来説を超える新解釈を打ち出し、律令制導入期を捉え直す意欲作。

目次

第Ⅰ部 王家と氏族からみた政治構造
 第一章 崇峻殺害前後の政治状況と蘇我氏
 第二章 皇子の政治参加
 第三章 推古朝末・舒明朝の政界と蘇我氏
 第四章 乙巳の変の首謀者とその動機
 第五章 改新詔と大化期の改革

第Ⅱ部 身分と冠位からみた政治構造
 第一章 冠位十二階の制定とその特質
 第二章 紫冠考
 第三章 大化期の王族と諸臣―冠位改定と薄葬令から―
 第四章 天智・天武朝の冠位―冠位の名称のあり方と王族―
 第五章 推古朝の君主号―天皇号使用との観点から―
 付 章 野中寺弥勒菩薩像銘文考―その銘文と天皇号―

第Ⅲ部 外交からみた政治構造 
 第一章 推古朝前半の外交姿勢とその推進者
 第二章 乙巳の変前夜における倭国の外交と蘇我氏
 第三章 孝徳朝の外交とその主導者

ISBN:9784886217615
出版社:同成社
判型:A5
ページ数:402ページ
定価:9500円(本体)
発行年月日:2017年10月
発売日:2017年10月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ