重爆特攻さくら弾機
大刀洗飛行場の放火事件
著:林 えいだい
紙版
内容紹介
戦況回復をあせった陸軍の命運をかけた3トンの特殊爆弾を載せて出撃したさくら弾機。欠陥機だったという指摘もある
幻の特攻作戦に翻弄され、犠牲になった特攻隊員たちの太平洋戦争末期を、生き残った人の証言と記録で描く。
目次
第一章 東海沖特攻
1、天主堂が見える家
2、特別幹部候補生
3、飛行第六十二戦隊
4、「呑龍」から「飛龍」へ
5、別府湾の跳飛弾訓練
6、攻撃ハ特攻トス
7、ボートシコルスキー艦載機
8、帰還
第二章 さくら弾機出撃
1、ヒトラー総統の贈物
2、墜落事故
3、二重事故
4、大刀洗飛行場
5、特攻人形
6、海軍鹿屋基地
7、グラマンの攻撃
8、不時着
9、謎の墜落事故
第三章 軍法会議
1、命日が決まった訓練
2、我は海の子 さすらいの…
3、放火事件
4、死に場所を与える
5、目撃者
6、沖縄の海
7、死刑判決
8、油山の処刑
参考文献