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大坂町奉行と支配所・支配国

著:渡邊 忠司

紙版

内容紹介

大坂三郷・兵庫・西宮などの直轄地と、それ以外の支配国(摂・河・泉・播)に対する大坂町奉行の
地域統制、管理のあり方の相違と変遷に着目。将軍を頂点に収斂される江戸幕府の地方支配を重層的
に捉え直しその実態を考究する。

目次

 序言

第一章 支配所と町続在領および町続在方
 大坂町奉行と支配国/「支配所」の概念/「支配所」と取計方/大坂町奉行の「支配所」と町続在領・在方

第二章 町続在領・在方の設定と地域編成
 「町役・御年貢両役之町々」の設定/町続在方と地域区分/地域区分と地域編成

第三章 大坂町奉行の支配行政とその特色
 町触と触書/懇意の町人と百姓の配置/取扱人と訴訟・争論の仲介

第四章 町続在領の蔵屋敷と庄屋名代・蔵元
 三郷外への蔵屋敷移転の概況/壬生藩蔵屋敷の設置とその背景/庄屋名代・蔵元の誕生と職務

第五章 大坂三郷近在の在方争論と大坂町奉行・代官
 万延争論の二つの争点/万延争論の経過/吟味の経過/争論の落着とその後

第六章 大坂町奉行所の財政構造と支配所・支配国
 大坂町奉行所の財政経費の出所と金額/財政基盤の変化と予算方式への移行/経費の項目と銀高/町奉行所
 貸付銀と財政基盤の補填

 結言

著者略歴

著:渡邊 忠司
1947年愛媛県生まれ。大阪経済大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、佛教大学文学部
教授。日本経済史(近世)専攻。
編著書に、『大阪の歴史力』(共編著、農山漁村文化協会)、『大坂見聞録』『近世「食い倒れ」考』(共に東方出版)、『飛騨問屋井野口屋記録』全4巻(共編、思文閣出版)などがある。

ISBN:9784885919268
出版社:東方出版(大阪)
判型:4-6
ページ数:242ページ
価格:2800円(本体)
発行年月日:2005年03月
発売日:2005年03月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LAZ