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競技スポーツ別ウエイトトレーニングマニュアル

著:有賀 誠司

紙版

内容紹介

筋力トレーニングのパフォーマンス向上の為に競技スポーツ別に解説する他、走る・投げる・打つ等の動作別にもくわしく解説している。

目次

理論編
第1章 専門的エクササイズの実施にあたって
1.パフォーマンス向上の鍵となる専門的エクササイズ
1)専門的エクササイズとは
2)一般的エクササイズとのちがい
3)専門的エクササイズはパフォーマンス向上への橋渡し役

2.導入前のチェックポイント
1)一般的エクササイズによる体力基盤はできているか?
2)傷害発生のリスクは?
3)スポーツの基本動作が習得できているか?

3.年齢やレベル、競技に応じた実施ポイント
1)高校期や初心者の場合~一般的エクササイズを重点的に~
2)大学・社会人期の場合~専門的エクササイズに移行~
3)競技に応じた実施ポイント~競技に必要とされる筋肉量や筋力を考慮する~

第2章 専門的エクササイズの設定

1.専門的エクササイズを設定するための基本原則~特異性の原則
1)特異性の原則とは
2)特異性の観点から見たエクササイズの4つのタイプ

2.専門的エクササイズの設定
STEP 1 :強化すべき動作の抽出と分析
1)強化したい競技動作を抽出する
2)強化対象となる競技動作を分析する

STEP 2:トレーニング動作の設定
1)既存の一般的エクササイズの中から選択する方法
2)新たにトレーニング動作を選択する方法

STEP 3 :負荷手段の選択

STEP 4:トレーニング条件の設定
1)トレーニング条件を設定するためのポイント
2)トレーニング条件設定の目安

3.プログラムにおける専門的エクササイズの順序、種目数とセット数

4.競技シーズンに応じた展開

5.トレーニング効果の把握

実技編
第3章:代表的なスポーツ動作改善のための専門的エクササイズ(全63種)
1.スプリント動作(16種目)
1)下肢のキック動作のパワー向上のためのエクササイズ(6種目)
2)下肢のプル動作改善のためのエクササイズ(1種目)
3)ハムストリングスと大臀筋の重点強化のためのエクササイズ(4種目)
4)腕振り動作と上半身の軸の安定性改善のためのエクササイズ(2種目)
5)体幹の姿勢支持力改善のためのエクササイズ(1種目)
6)スプリント動作そのものに負荷を加える全習型エクササイズ(1種目)
7)その他の方法(1種目)

2.ジャンプ動作(16種目)
1)筋力基盤の養成を目的としたエクササイズ(2種目)
2)爆発的パワーの向上を目的としたエクササイズ(2種目)
3)専門スポーツのジャンプ動作のパワー向上を目的としたエクササイズ(12種目)

3.投げる動作と打つ動作(18種目)
1)オーバーヘッド動作(11種目)
2)体幹の回旋動作(7種目)

4.方向転換動作(5種目)

5.着地動作(3種目)

6.側方への移動動作(サイドステップ動作)(3種目)

7.プツシュ動作(2種目)

第4章:スポーツ競技別の専門的エクササイズ(全142種目)
1.野球(23種目)
1)バッティング動作(10種目)
2)投手や野手の投球動作(10種目)
3)野手の守備動作

2.サッカー(12種目)
1)方向転換動作(4種目)
2)キック動作(2種目)
3)へディンク動作(2種目)
4)スローイン動作(3種目)
5)ゴールキーパーの挙手動作(1種目)

3.バレーボール(15種目)
1)スパイク動作(8種目)
2)ブロック動作(4種目)
3)オーバーパス動作(1種目)
4)レシーブ動作(2種目)

4.バスケットボール(19種目)
1)リバウンド動作(5種目)
2)方向転換動作(4種目)
3)サイドステップ動作(3種目)
4)チェストパス動作(3種目)
5)シュート動作(3種目)
6)ボールの保持力(1種目)

5.ラグビー(7種目)
1)スクラム動作(3種目)
2)方向転換動作(4種目)
3)パス動作(2種目)

6.アメリカンフットボール(5種目)
1)ライン選手の動作(5種目)

7.テニス、バドミントン、卓球(6種目)
1)テニス(2種目)
2)バドミントン(2種目)
3)卓球(2種目)

8.柔道(19種目)
1)組み手(5種目)
2)立ち技の引き動作(6種目)
3)立ち技の体幹動作(4種目)
4)立ち技の足さばき(3種目)
5)柔道の代謝性を考慮した専門的エクササイズ

9.打撃系格闘技(ボクシング、空手)(8種目)
1)パンチ動作(3種目)
2)キック動作(2種目)
3)フットワーク(3種目)

10.アルペンスキー(5種目)

11.スキージャンプ(8種目)
1)アプローチ局面(1種目)
2)サッツ局面(3種目)
3)空中局面(2種目)
4)着地局面(2種目)

12.スピードスケート(6種目)

13.カーレース(9種目)
1)ハンドル操作(2種目)
2)ペダル動作(4種目)
3)体幹の姿勢支持(2種目)
4)頭部の姿勢支持(1種目)

付録:スポーツ選手の基盤をつくる一般的エクササイズ
1.主要エクササイズ
2.補助エクササイズ

参考文献

著者略歴

著:有賀 誠司
1962年生まれ
1987年東海大学大学院修士課程体育学研究科修了
現在、国内最大規模の東海大学トレーニングセンターにて、学内20以上の競技団体のスポーツ選手に対するトレーニングやコンディショニングの指導・統括を行う。
国立スポーツ科学センター客員研究員、全日本柔道連盟強化委員(男女体力トレーニング統括)、日本トレーニング指導協会理事。
競技選手としては、1991年と1993年のボディビル・アジア選手権で、準優勝の成績を収めている。
主要著書
「競技スポーツのためのウエイトトレーニング」体育とスポーツ出版社
「自分でつくる筋力トレーニングプログラム」山海堂
「ゼロからはじめる筋トレプログラムの作り方」山海堂
「フィットネスインストラクターのための筋トレトレーニング研修指導マニュアル」日本プランニングシステム
「パワー獲得トレーニング・よくわかるプライオメトリクス」新星出版
「筋トレバイブル 小中高校生編」ベースボールマガジン社
(この書籍に掲載されている紹介情報です)

ISBN:9784884582111
出版社:体育とスポーツ出版社
判型:B5
ページ数:144ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2007年08月
発売日:2007年08月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SC