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人材組織教育総合手法

著:加賀 博

紙版

内容紹介

研修することが目的の“研修のための研修”になっていませんか?
担当者が研修の必要性を把握し、講師はどのように話しを展開させれば理解してもらえやすいか分かっていなければ、有効な研修を立案実施することはできません。企画運営担当者や講師は、様々な人材教育方法を理解した上で手法を行う必要があります。
本書は大きく、研修に関する知識や研修の方法について説明している第一部「理論・手法編」と、各テーマごとに人材育成プログラムのポイントやプログラム、記入用シートを紹介する第二部「実践編」の二つに分かれています。
第一部「理論・手法編」では、自社でニーズを把握して研修プログラムを作り、講師はどのように講義を行えばよいか、人材教育に関する手法にはどのようなものがあるかについて解説しています。
続く第二部の「実践編」では、立体的・計画的な教育研修で社員を真のプロに育てるため、次の11のテーマごとに、下のプログラム内容やツールである記入シートについて解説・収録しています。

<11の研修テーマ>
1.経営理念         2.組織活性化     3.職務開発 
4.業務マニュアル作成&引継ぎ 5.社内コミュニケーション力開発 
6.社内ビジネスマナー  7.全社的営業力開発  8.目標管理力開発 
9.新入社員育成     10.部下指導・育成力  11.部下評価育成

<プログラム内容> 
・研修のポイント キーワードと考え方   ・基本ステップ
・モデルプログラム ・記入シートの流れと使い方   ・各記入シートフォーム

目次

第一部 理論・手法編
第Ⅰ章:社内で出来る課題解決型教育研修手法のつくり方
1.人材教育プログラムの作成方法
2.人材教育ニーズ・テーマ・課題の把握方法
3.人材教育レジュメ・テキスト作成の方法
4.人材教育論理構成パターン
5.教育論理の展開の仕方
第Ⅱ章:講師(インストラクター)の講義の構成(話の流れ=ストーリー)および話し方・態度
1.講義は3部構成で
2.導入(イントロダクション)の5つのねらい
3.本論の展開の9つのポイント
4.結び(講義のクロージング・エンディング)の方法
5.講師(話し手)の話し方、態度の方法
第Ⅲ章 人材教育方法
1.知識教育方法
2.技術教育方法
3.教育技法の種類とポイント

第二部 実践編
序:人材育成プログラムの目的とねらい
1.経営理念研修プログラム
2.組織活性研修プログラム
3.職務開発研修プログラム
4.業務マニュアル作成&引継ぎ研修プログラム  
5.社内コミュニケーション力開発研修プログラム
6.社内ビジネスマナー開発研修プログラム
7.全社的営業力開発研修プログラム
8.目標管理力開発研修プログラム
9.新入社員育成研修プログラム
10.部下指導・育成力開発研修プログラム
11.部下評価育成研修プログラム

著者略歴

著:加賀 博
株式会社ジーアップキャリアセンター代表取締役
千葉商科大学大学院客員教授

慶応義塾大学法学部卒業。沖電気工業株式会社を経て、株式会社リクルートに入社。求人情報誌「とらばーゆ」の創刊を手がけ、その後独立し現職。これまで1,000社を超える企業の人事・組織開発のコンサルティングに携わる。多数の大学院、大学にてキャリア教育学を専任し、年間10,000人の学生を教える実績を持つ。公職として、東京理科大学大学院非常勤講師、高野山大学非常勤講師、国士舘大学21世紀アジア学部千葉県ニュービジネス協議会副会長など。
    
<主な著作物>
関係研究出版は50冊以上 主な著書として、
『社会人基礎力』 『みんなで考えよう就活と採用(共著)』『派遣社員のためのキャリアデザイン ハンドブック』『メンタルヘルスケア ハンドブック』『リクルータースキル ハンドブック』 以上、生産性労働情報センターなど多数

ISBN:9784883725304
出版社:日本生産性本部生産性労働情報センター
判型:A5
ページ数:280ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2017年08月
発売日:2017年08月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ