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馬毛島漂流

著:八板 俊輔

紙版

内容紹介

石油備蓄基地誘致
全島民の離島
企業による土地買収
大規模な「滑走路」工事――
日米安保の渦の中で、〝漂流〟する島・馬毛島

種子島在住の元新聞記者が島に渡り、歩き、喰い、時には遭難して知った馬毛島の今を、短歌と写真を添えて伝えるルポルタージュ

目次

はじめに
第一章  同胞の島
第二章  海  峡
飢饉/オカヤドカリ/絶滅危惧種/FCLP/潮間帯/テンイヒョウメン/沖縄/胎児/校庭/スタンド・バイ・ミー/避難/入会権/水軍/津波石/椎ノ木遺跡/三郎/弾痕/小判/空港予想図/石門
第三章  漂  着
ザコ/アザミ/五月三日/五月四日/紛失/五月五日、六日/五月七日/13:42/巻き網船団/ミネラル水/モントリオール/ロボットの目/フェリー/10:37/大崎神社/ローアウト
 あとがき
 参考文献
 年表

著者略歴

著:八板 俊輔
1953年、種子島西之表市生まれ。早大卒。朝日新聞記者。熊本総局長などを経て2012年退職、帰郷。写真展「マゲシマ」を種子島、沖縄で開催。共著に『ニッポン人脈記(沖縄)』『新聞と戦争』などがある。

ISBN:9784883442577
出版社:石風社
判型:4-6
ページ数:218ページ
価格:1600円(本体)
発行年月日:2015年10月
発売日:2015年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ