三池炭鉱「月の記憶」
そして与論を出た人びと
著:井上 佳子
紙版
内容紹介
三井三池炭鉱の108年の歴史。囚人労働に始まった炭鉱は、与論の人びとがその一端を担った。仕事を制限され、賃金は差別され、炭住は隔てられ……それでも彼らは懸命に働き、泣き、笑い、踊り、強靭に生き抜いた。そして中国人、朝鮮から連れてこられた人、炭塵爆発、三池労組。過酷な労働と差別によって成し遂げられた三池炭鉱を「影」の記憶をそして生き抜いた人びとの強さを追い求めた珠玉のノンフィクション。
目次
1 与論を出た民-1899
2 三池炭鉱にて-1910〜
3 与論にて-2008‐2009
4 合理化の果てに-1945〜三池
5 三池を去ったユンヌンチュ-1964〜
6 二〇〇八年夏ふたたび
ISBN:9784883441976
。出版社:石風社
。判型:4-6
。ページ数:255ページ
。価格:1800円(本体)
。発行年月日:2011年07月
。発売日:2011年07月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:THFS。