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農の生け花とともに

出会いと学びに感謝をこめて

著:小宮 満子

紙版

内容紹介

野菜や果物などを生かして飾る農の生け花。1970年代から各地に愛好会が発足したり、3年ごとに全国の集いが開かれたりしている。農の生け花には伝統的な生け花のような法式はなく、規格外の農作物や昔ながらの農具、使い古しの民具などをいつでもどこでも自由自在に生かし、農的暮らしに潤いをもたらすもの。著者による四季折々の農の生け花の作品60点余りを主に紹介し、農の生け花とのかかわり、農の生け花の歩みと取り組み方などについても解説する。

目次

はじめに
第1章 春 いのち芽吹いて
第2章 夏 涼風そよぐ木陰で
第3章 秋 妙なる実りに感謝して
第4章 冬 静まりの大地を慈しむ
第5章 農の生け花の魅力と取り組み
あとがき
ほか

著者略歴

著:小宮 満子
神奈川県の兼業農家出身。18歳から生け花を龍月古流家元の入澤光翠氏に師事。20歳代半ばで免許皆伝。1991年、農の生け花愛好者全国の集い(岩手県松尾村)に参加し、農の生け花提唱・指導者の横井友詩枝氏と出会って以来、教えを受けながら創作を続け、作品を日本農業新聞に発表したり、全国の集いの場に参加して作品を展示したりする。定年退職後もグループやまゆりの仲間とともに、あしがり郷瀬戸屋敷(神奈川県開成町)などの地域の施設で農の生け花の創作・展示活動を繰り広げ、普及に努めている。

ISBN:9784883403288
出版社:創森社
判型:A5
ページ数:84ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFW
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WJY