淡海文庫 38
絵はがきのなかの彦根
著:細馬 宏通
紙版
内容紹介
100年前の絵はがき片手にロケーション探しをすると、不思議な世界、昔の片鱗が現れてきた。鋭い洞察力と聞き取りで綴る彦根の景色。
目次
はじめに
1章 大洞絵はがき
写真師のいた場所/丸子船の通った内湖
2章 岩の記憶
磯山の湖岸/磯の道/岩を探す/烏帽子岩異聞
3章 遠い客船−長曽根港絵はがき−
4章 港湾運河を遡る
彦根シャンソンと島巡り
5章 湖月楼
6章 飛行機のある風景
彦根の空/合成の理由/陸軍大演習/徳川好徳と彦根/湖底の零戦
7章 写真と写真師のあいだ
8章 楽々園前の影
影と樹木
9章 玄宮園と楽々園
外国から見た日本/絵はがきの中の木々/庭園の変化
コラム
絵はがきの時代推定いろいろ
古い絵はがきは質がよい
片目をつぶって絵はがきを見る
古いパンフレットを読み解く
あとがき