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淡海文庫 38

絵はがきのなかの彦根

著:細馬 宏通

紙版

内容紹介

100年前の絵はがき片手にロケーション探しをすると、不思議な世界、昔の片鱗が現れてきた。鋭い洞察力と聞き取りで綴る彦根の景色。

目次

はじめに
1章 大洞絵はがき
写真師のいた場所/丸子船の通った内湖
2章 岩の記憶
磯山の湖岸/磯の道/岩を探す/烏帽子岩異聞
3章 遠い客船−長曽根港絵はがき−
4章 港湾運河を遡る
彦根シャンソンと島巡り
5章 湖月楼
6章 飛行機のある風景
彦根の空/合成の理由/陸軍大演習/徳川好徳と彦根/湖底の零戦
7章 写真と写真師のあいだ
8章 楽々園前の影
影と樹木
9章 玄宮園と楽々園
外国から見た日本/絵はがきの中の木々/庭園の変化
 コラム
絵はがきの時代推定いろいろ
古い絵はがきは質がよい
片目をつぶって絵はがきを見る
古いパンフレットを読み解く
あとがき

著者略歴

著:細馬 宏通
1960年兵庫県に生まれる。1995年より彦根市在住。京都大学大学院博士課程(動物学)を修了後、現在、滋賀県立大学人間文化学部准教授。著書に『絵はがきの時代』『浅草十二階』(青土社)など。

ISBN:9784883251568
出版社:サンライズ出版
判型:B6
ページ数:188ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2007年11月
発売日:2007年11月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-E