アリバイ工作社会
「ブルシット・ジョブ」論の再検討
著:ましこ・ひでのり
紙版
内容紹介
デヴィッド・クレーバー『ブルシット・ジョブ論』の再検討から現代日本における「クソどうでもいい仕事」の本質をあぶりだす。
目次
はじめに
1章 「ブルシット・ジョブ」論の再検討
2章 国家エリート周辺の「ブルシット・ジョブ」/「ハイパー独裁」/「ポスト・トゥルース」
3章 ムダ・有害性が肥大化しつづけ、エッセンシャルワークがけずられつづける公教育
4章 生活者・青年層のためにならない行政 :自衛隊・司法改革・健康行政を中心に
5章 日本にはびこる民間のブルシット・ジョブ
6章 グレーバー流「ブルシット・ジョブ」モデルが構造的にみおとす領域
7章 グレーバーが問題視する「シット・ジョブ」に対する「やっかみ」意識と異質な「やっかみ意識」:日本的「よこならび意識」がもたらす、あしのひっぱりあい
8章 ベーシックインカム論からみた、労働の意義再考
おわりに
ISBN:9784883035311
。出版社:三元社
。判型:4-6
。ページ数:256ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2021年07月
。発売日:2021年07月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF。