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ポジショナルリリース・テクニック

著:レオン・チャイトー
監訳:小幡 太志
監:森 彩子

紙版

内容紹介

本書は核となる部分において、さまざまな形式のポジショナルリリーステクニックの原則および方法、その適用について追究しており、その範囲はオリジナルのストレイン/カウンターストレイン法から、組織の「負荷を下す」マッケンジーのエクササイズプロトコルやキネシオテーピング法など、理学療法のさまざまな方法にまでおよぶ。これらの方法については、歴史的なルーツから現状に至るまでを追い、新たな研究やエビデンスについても紹介している。
問題解決のための臨床的な説明のほか、評価や治療法に関する写真があるうえ、PRTの手順や活用メカニズムについての実践的なエクササイズによって、学習をさらに深めることができる。
ウェブサイト(www.expertconsult.jp)には、PRTの実演映像が70本と200枚以上のダウンロード可能な図が掲載されている。

【特徴】
・急性・慢性両方の状況において、安全性と有益性を強調
・ポジショニングによる自発的リリース(自然放出)の全方法を包括的に網羅
・わかりやすく、詳細な図説
・全編にわたり概念と臨床アプローチモデルをバランスよく概説
・本書で問題解決型の臨床的な解説や実践的なエクササイズを紹介し、ウェブサイトで映像やダウンロード可能な図を提供することにより学習を支援

目次

協力者
まえがき
第3版に向けての序文
序文
謝辞
略語
1. ポジショニングによる自然なリリース
2. 体性機能不全とポジショナルリリース
3. ストレイン/カウンターストレインの研究
4. ポジショナルリリースのカウンターストレイン・モデル
5. 頭蓋療法を含むファンクショナル・ポジショナルリリースと促通位リリースのアプローチ
6. 特別な症例におけるポジショナルリリース法
7. ポジショナルリリースと筋膜
8. 均衡の取れた靱帯張力技術
9. 内臓ポジショナルリリース:カウンターストレインモデル
10. マッケンジー法の概説
11. 「負荷を減らす」テーピングにより痛みを軽減し運動を促す
12. 動物の治療へのポジショナルテクニックの適応

著者略歴

著:レオン・チャイトー
自然療法士(ND)、オステオパシー医(DO)
認定オステオパシー医、スクール・オブ・インテグレイテッド・ヘルス名誉特別研究員
ウェストミンスター大学
監訳:小幡 太志
1992年 京都大学医療短期大学部理学療法学科卒業
1995年 米田中部柔整専門学校卒業
    水谷病院、あしもり内科クリニック勤務を経験
1998年 吉備国際大学保健科学部理学療法学科助手
2002年 吉備国際大学保健科学部理学療法学科講師
2004年 吉備国際大学保健科学研究科講師
2006年 放送大学文化科学研究科にて学術修士号
2011年 宝塚医療大学保健医療学部理学療法学科准教授
2015年 宝塚医療大学保健医療学部理学療法学科教授
監訳:森 彩子
2004年 吉備国際大学保健科学部理学療法学科卒業
2011年 宝塚医療大学保健医療学部理学療法学科講師
監:森 彩子
2004年 吉備国際大学保健科学部理学療法学科卒業
2011年 宝塚医療大学保健医療学部理学療法学科講師

ISBN:9784882829935
出版社:ガイアブックス
判型:A5
ページ数:272ページ
価格:5800円(本体)
発行年月日:2018年09月
発売日:2018年09月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ