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市場経済移行諸国の理想と現実

グローバリゼーション下の可能性

著:今井 正幸
著:和田 正武

紙版

内容紹介

西欧型グローバリゼーションと米国型グローバリゼーションの狭間で揺れる市場経済移行諸国、EU周辺国における1990年代のグローバリズムによる諸問題を整理するケーススタディを通して、オルターナティブの提示を試みる刺激的論集。

目次

◆収録目次◆
1章 スティグリッツのワシントン・コンセンサス批判
2章 市場の選択と政府の役割 
3章 市場経済移行国における中小企業育成政策金融 
4章 移行経済国における民営化の研究 
5章 エジプトの民営化と民間投資 
6章 ポーランドの産業構造の変貌 
7章 ハンガリーの民営化の見直しと工業団地開発 
8章 ルーマニアの産業政策 
9章 ブルガリア経済開発  
10章 カザフスタンにおける投資と金融の現状と課題 
11章 拡大EU:中東欧、地中海沿岸諸国に対するユーロの浸透  
12章 EU拡大と東欧における地域協力 13章 市場経済移行とEUとの統合の影響

著者略歴

著:今井 正幸
日本福祉大学経済学部教授、著書『入門国際開発金融』
著:和田 正武
帝京大学経済学部教授 ポーランド政府経済大臣顧問を経験

ISBN:9784882028185
出版社:彩流社
判型:A5
ページ数:325ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2003年05月
発売日:2003年05月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ