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古代遺跡と神山紀行

遺跡の本質・祖霊信仰・神山のルーツをたずねて

著:井上 香都羅

紙版

内容紹介

日本全国の縄文・旧石器遺跡500ヶ所と中国・韓国の古代遺跡を実地踏査!
古代遺跡の正面には必ず三角形の神山がある──。その仮説を証明すべく、両脚大腿部切断というハンデを負った著者が、両足に義足を装着、松葉杖を支えに、手動式改造自動車を駆って、北は北海道から南は沖縄まで、縄文・旧石器遺跡500ヶ所以上を踏査。あるときは杖もつけない崖を岩や木の根・草の根につかまり、はい上がりながら、調査を続けた。そして、神山信仰は日本に独自に発生したのではなく、大陸から伝えられたものだという確信から中国・韓国まで足を延ばし、十数ヶ所を調査、事実であることを突き止めた。本書は、その調査過程と結果の報告であると同時に、「遺跡が何故そこにあるのか!」という必然性を証明し、考古学界・古代史界への新しい“挑戦状”を突きつける。

著者略歴

著:井上 香都羅
井上書都羅(いのうえ・かつら)
昭和9年 熊本県天草本渡市に生まれ。 独学で「大検」合格。
昭和27-57年 海上保安庁・ 海上保安官。34年 巡視艇爆発、両脚切断。
昭和42年 車の免許取得、翌43年施設訪問全国一周。以後、福祉活動、ボランティア活動に従事。
著  書 体験記『やればできる』(講談社 1970年)
     『別府温泉入門案内』(1985年)
     『銅鐸「祖霊祭器説」─古代の謎発見の旅』(彩流社 1997年)
現  在 古代史、考古学、民俗学研究

ISBN:9784882027836
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:400ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2003年01月
発売日:2003年01月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ