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歴史の散策道

『葉隠』,三輪山,キリシタン,そして「北方領土」…

著:三輪 公忠

紙版

内容紹介

 “三輪史学”ともいうべき独自の現代史論を展開する著者の小論文や随筆など、折々の精神を映すものとしてまとめた同時代史と歴史への視座。歴史の散索道(さんさくどう)とは、歴史研究の街道筋からちょっとはずれて(だが、本道を意識して)見えるもの、考えること、を意味します。

目次

 はしがきにかえて——最終講義
 第1部 『葉隠』とキリシタン、土着と外来、英語文献にみる武士道、『葉隠』、サムライ、 生と死の極意 ほか
 第2部 個人的なあまりにも個人的な鏡、三輪山、有明山、アメリカの臭ほか 
 第3部 和の文化と義の世界、海洋的人間の国際感覚、狂気の1930年代、新渡戸稲造「復 権」広田弘毅再考 ほか 
 第4部 失われた心理的モーメント、「日ソ相互不可侵条約」の顛末と今日、北方領土問題の 解決の条件はこれだ、北方領土問題のゆくえ ほか

ISBN:9784882026433
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:207ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2000年04月
発売日:2000年04月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ