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ロレンスのイタリア

著:上村 哲彦

紙版

内容紹介

D.H.ロレンスのイタリア紀行三部作「イタリアの薄明」「海とサルデニア」「エトルリア遺跡」を論じた本邦初の評論集。著者自らが作品の地を訪れ、イタリアの持つ肉感性とロレンスの知性が見事に融合していくさまを克明に描く。

著者略歴

著:上村 哲彦
1938年、高知県生まれ。
関西大学大学院修士課程修了
現在、関西大学文学部教授。
著訳書に『ローレンス短篇集 太陽選書』(上村 哲彦訳、太陽社、1975年)、『仮面の神がみ〈上・下巻〉―苦悩する文明への提言』(フランク・ウォーターズ著、上村 哲彦訳、科学情報社、1975年)、『実存主義と現代文学』(ディヴィス・ダンバー・マッケロイ著、松浦 直巳・上村 哲彦訳、三興出版(愛育社)、1976年) 、『英米文学との出会い 』(松浦 直巳との共著、昭和堂、1983年)、『不死鳥 上・下』(D.H.ロレンス著、吉村 宏一他訳、山口書店、1984年・1986年)、『不死鳥(フェニックス)Ⅱ』(D.H.ロレンス著、共訳、山口書店、1992年)、『ロレンス研究―『カンガルー』』(D.H.ロレンス研究会 共著、朝日出版社、1990年)、『ことば・意味・かたち―英米文学-批評と読解』(上村 哲彦・加藤 文彦 編、愛育社、1993年)、『ロレンスのイタリア』(上村 哲彦著、彩流社、1996年)、『折鶴―デズモンド・イーガン詩集』(デズモンド・イーガン著、安川 アキラ・…

ISBN:9784882023999
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:236ページ
定価:2136円(本体)
発行年月日:1996年