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ポルトガル文学叢書 6

雨の中の蜜蜂

著:オリヴェイラ,C. de
訳:彌永 史郎

紙版

内容紹介

ポルトガル現代文学の名作といわれ、世界8カ国で翻訳され好評を博している本書は、不毛の地(ガンダラ)を舞台に、没落貴族出身の妻と新興ブルジョアに属する夫との感情の対立を、雨水に呑み込まれて死んでいく蜜蜂に象徴化して描く。

著者略歴

訳:彌永 史郎
1952年、東京生まれ。東京外国語大学大学院修士課程終了。専攻 ポルトガル語学・文学。京都外国語大学助教授。著訳書に『ポルトガル語発音ハンドブック』(彌永史郎著、大学書林、2005年)『縛り首の丘』(エッサ・デ・ケイロース著、彌永史郎訳、白水社、2000年(白水社Uブックス)、1996年)『ポルトガル語手紙の書き方』(彌永史郎著、大学書林、1993年)『雨の中の蜜蜂』(カルロス・デ・オリヴェイラ著、彌永史郎訳、彩流社、1991年)『ポルトガル語会話練習帳』(彌永史郎編、大学書林、1989年)『たったひとつのオレンジ』(フェルナンド・ナモ−ラ著、彌永史郎訳、彩流社、1986年)『ファルパス』(ラマーリョ・オルティガン著、彌永史郎訳、大学書林、1986年)『GHの受難・家族の絆』(リスペクトール著、高橋都彦との共訳、集英社、1984年)ほかがある。

ISBN:9784882022022
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:202ページ
定価:1942円(本体)
発行年月日:1991年