オペラの学校
著:Michel Hampe
訳:井形 ちづる
紙版
内容紹介
オペラには、他の芸術にはできないことが、できるのです。
世界を音楽で表現する総合芸術「オペラ」。
400 年の歴史を持つこの素晴らしい芸術は今、制作者たちの拙劣な活動によって、作品の価値を下げられ てしまっているのではないだろうか。
本書は、誰よりもオペラの可能性を信じる演出家ミヒャエル・ハンペによる、本当のオペラを知りたいと思う者たちへ向けた講義である。
心、意味、感覚、空間、身体、動き、容姿、音楽、歌手、言葉、役柄、規則……オペラが持つ重要な要素の数々について、過去の名作品や、
オペラに関わる人物の言葉等をふんだんに引用して歌うように語り、「オペラとは何か?」という問いの答えに迫る。
すべてのオペラ愛好家、制作に関わる人々、そしてオペラ嫌いや、オペラを知らない人にも読んで欲しい。
読めばオペラの見かたが変わる、画期的なオペラの手引き書。
目次
1 オペラとは何か?
2 心
3 7 つの疑問詞
4 意味と感覚
5 空間における身体
6 動き
7 役柄に相応しい容姿
8 不快と障害
9 銀行強盗
10「 誓いの演技」
11「 3 重統合失調症」による上拍
12 完璧なオペラ歌手
13 モーツァルト
14 レチタティーヴォ
15 滑稽さ
16「音が多すぎる……」
17 ドラマトゥルギー
18 規則破り
19 天空の音楽
ISBN:9784880653631
。出版社:水曜社
。判型:A5変
。ページ数:192ページ
。定価:2200円(本体)
。発行年月日:2015年06月
。発売日:2015年06月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVLF。