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文化とまちづくり叢書

まちづくりオーラル・ヒストリー

「役に立つ過去」を活かし「懐かしい未来」を描く

著:後藤 春彦
著:佐久間 康富
著:田口 太郎

紙版

内容紹介

あらゆる世代の〈語り〉を記録し分析することで地域本来の目指すべき姿が見えてくる——。市町村合併後の地図では見えない、その土地に眠る不変の価値を探る調査ドキュメント。口述の歴史——オーラル・ヒストリーの地道な記録活動は、まちづくりの新たな形を提案している。早稲田大学大学院教授前三重県知事 北川正恭氏推薦。

目次

1章 後藤春彦研究室の思想と都市・地域へのアプローチ
三つの「まちづくり」の流れ
「地域遺伝子」を解読する—「役に立つ過去」を求めて ほか

2章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」とはなにか
「まちづくりオーラル・ヒストリー」の背景
「まちづくりオーラル・ヒストリー」の目的と定義 ほか

3章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の方法
「まちづくりオーラル・ヒストリー」の手順
インタビュー調査の心得 ほか

4章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の活用
まちづくりのプロセスと「まちづくりオーラル・ヒストリー」
愛知県足助町/自らの“地域遺伝子”を見い出すまち ほか

5章 「まちづくりオーラル・ヒストリー」の未来
市民の自発的な運動の展開—新しい公共の誕生
社会に開かれたまちづくり情報—社会資源の発見 ほか

ISBN:9784880651422
出版社:水曜社
判型:4-6
ページ数:176ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2005年03月
発売日:2005年03月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPT