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文化とまちづくり叢書

まちづくり人国記

パイオニアたちは未来にどう挑んだのか

編:「地域開発ニュース」編集部

紙版

内容紹介

歴史に見る、地域活性化のヒント—現代日本の礎を築いた人々の軌跡。豊臣秀次、玉川兄弟、河村瑞賢、長谷川(鬼平)平蔵、伊能忠敬、堀田正睦、江川坦庵、岩崎弥之助、大原孫三郎、後藤新平—自らを活かし、人を活かして地域創成に成功した34組の先達を歴史の中から掘り起こし、今の世にこそ求められる地域の“人間力”について問う。歴史ファンからまちづくり関係者まで必読の一冊。

目次

第1章 俊才たちの江戸
豊臣秀次—近江八幡を町民本位の商業都市にした青年大名
紀州渡りの漁師たち—先進の漁法と文化を房総にもたらした海の男 ほか

第2章 開国前夜
伊能忠敬—ニーズを先取りし日本を実測した老商人
永井長治郎—日本最古の廻り舞台を赤城に残した水車大工 ほか

第3章 和魂洋才の時代
大島高任—「鉄のまち」釜石をつくったテクノクラート
平野弥十郎—横浜文化の地ならしをした進取の土木請負人 ほか

第4章 世界に伍する
岩崎弥之助—丸の内をビジネスセンターに育てた先見の経営者
道永えい—もてなしの心で日露の架け橋となった「長崎の女王」 ほか

第5章 共生する都市へ
本多静六—都心に「神宮の森」を出現させた林学博士
後藤新平—縦割り行政を打ち破った近代都市東京の建設者 ほか

ISBN:9784880651385
出版社:水曜社
判型:A5
ページ数:256ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2005年04月
発売日:2005年04月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ