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初歩から分かる総合区・特別区・合区

他著:冨田 宏治
他著:梶 哲教
他著:柏原 誠

紙版

内容紹介

再び始まった大阪市解体の策動に立ち向かう。総合区・特別区・合区とは何かを分かりやすく解説する。

目次

●はじめに   藤永延代

●第1章 都構想をめぐる問題の本質─「維新政治」は大阪に何をもたらしたか─ 冨田宏治
1  不寛容なポピュリズムと市民の分断
2  モンスター的集票マシンと化した大阪維新の会
3  新自由主義的改革の絵に描いたような失敗

●第2章 特別区・総合区とは何か 梶 哲教
その1 特別区とは何か─特別区と「都」構想─
1  特別区制の特徴
2  「橋下都構想」と都構想のバリエーション
3  特別区制のメリット・デメリット
4  特別区設置=都区制度移行の手続
5  特別区制導入の見通し
●その2 総合区とは何か
1  総合区の特徴と制度化の経緯
2  総合区制のメリット・デメリット
3  併行する総合区と特別区の導入準備
その3 地域自治区とは何か
1  地域自治区の特徴と制度化の経緯
2  地域自治区の問題点

●第3章 合区の意味と問題点 柏原 誠
1  合区と総合区は異次元です
2  大阪市の区役所の現状は?
3  大阪市の8 区総合区「区割り案」とは?
4  大阪市の区の移り変わり
5  合区の論点と今後の検討のプロセス

●第4章 住民自治を発展させるために─いま問われていること─ 森 裕之
1  副首都推進局による「説明」の問題点
2  政治と行政による「刷り込み」
3  区政会議との矛盾
4  大都市とコミュニティ
5  住民自治の発展を

著者略歴

他著:冨田 宏治
関西学院大学教授
他著:梶 哲教
大阪学院大学準教授
他著:柏原 誠
大阪経済大学準教授

ISBN:9784880376707
出版社:自治体研究社
判型:A5
ページ数:90ページ
定価:926円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPT