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ブレインバンクが拓く精神疾患研究

編:池本 桂子

紙版

内容紹介

精神疾患の新しい診断・治療には、脳そのものの研究が必須である。本書は、現在の日本における脳研究の最新の知識とブレインバンクの現状をまとめた。関連の方の必読の書。

目次

はじめに
1. 「エピジェネティクス」と「神経幹細胞」(池本 桂子)
2. 精神神経疾患死後脳研究と献体プログラム(橋本 恵理 他)
3. ブレインバンクの法的・倫理的問題と
   法医学分野におけるヒト死後脳研究(西村 明儒)
4. 気分障害における死後脳研究と遺伝子発現(富田 博秋)
5. 統合失調症死後脳におけるDARPP-32と
   カルシニューリンの免疫組織化学的検討(國井 泰人 他)
6. 質量顕微鏡によるヒト脳の解析に向けて
   :ブレインバンクへの大きな期待(瀬藤 光利 他)
7. テトラヒドロビオプテリンと神経精神疾患(一瀬 宏)
8. 精神神経疾患とモノアミン神経系(池本 桂子)
9. 精神疾患の脳バンクの必要性(加藤 忠史)
10. 精神疾患ブレインバンクの運営と関連諸問題(池本 桂子 他)
11. 福島ブレインバンク シンポジウム参加記の印象(宮川 剛、一瀬 宏)
おわりに

ISBN:9784880028217
出版社:新興医学出版社
判型:A5
ページ数:64ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2010年11月
発売日:2010年11月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ