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うちに帰りたくないときによむ本

監:川﨑 二三彦
絵:北原 明日香

紙版

内容紹介

うちに帰りたくない「ぼく」が、公園で出会った乱暴な「あいつ」。反発しあいながらも、二人は徐々にうちとけていくのですが…。家庭という密室で進行し、だれにも知られぬままにエスカレートする児童虐待。そういった表に出にくい家庭のトラブルを抱えた子どもたちに、「だれかに話してみよう」というメッセージを伝える絵本です。児童虐待の早期発見に役立ててください。

著者略歴

監:川﨑 二三彦
子どもの虹情報研修センター長。
京都府の児童相談所で、心理判定員(児童心理司)、児童福祉司などとして、30年あまり相談業務に従事。2007年からは、児童虐待問題を中心テーマに研修や研究を企画、実施する「子どもの虹情報研修センター」の研究部長となり、2015年から同センター長。
著書に、『虐待「親子心中」 事例から考える子ども虐待死』(福村出版、2018)、『日本の児童虐待重大事件 2000-2010』(福村出版、2014)、『児童相談所・関係機関や地域との連携・協働』(明石書店、2013)、『子ども虐待ソーシャルワーク』(明石書店、2010)、『児童虐待―現場からの提言』(岩波書店、2006)、他。
絵:北原 明日香
北海道教育大学美術科、セツ・モードセミナー卒。中学校美術科教員などを経て、フリーのイラストレーターに。
著書に、『ハローグッバイ』(松浦弥太郎著、岩崎書店、2011)、『なまけてなんかない! ディスレクシアの男の子のはなし』(品川裕香著、岩崎書店、2017)、『かっぱ』(京極夏彦著、汐文社、2016)、他。

ISBN:9784879816757
出版社:少年写真新聞社
判型:B5
ページ数:32ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年07月
発売日:2019年07月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JHB