ひとすじの道 伊藤紫虹随想録
著:伊藤 紫虹
紙版
内容紹介
画家としての「天命」をひたすらに歩んだ孤高の画家、伊藤紫虹の生い立ちから、世界へと飛翔するまでの全史が初めて自身の言葉で語られる。中国で「南張北溥」と賞された二大画家(張大千、溥心畬=ふしんよ)との「縁」を得て「正師」と為すことが叶い、その伝統をひとり継承、昇華させ続けた稀有の画家。その画風には、ひたすらに万物の一瞬を永遠の生命に昇華させる祈りが込められる。