縄文に生きる勇者 未来につなぐ 少年ナルの物語
著:藤村尚彦
紙版
内容紹介
好奇心にあふれ、たくましく生きる縄文の人たちを当時の暮らしや文化、風習とともに描く。
「自分は運が良いと思って何事にも挑戦する者と、自分は不運だと思って動かぬ者との差は大きいでな。この旅は神からの贈り物と感謝せよ。」
長老の言葉に押されナルは旅立つことを決意する。
目次
ナルが出会う人々
プロローグ
第一章 ミヌマ
第二章 狩人の道
第三章 チチブ
第四章 熊狩り
第五章 カスミの湖
第六章 一人旅
第七章 オヤマの里
第八章 越冬の日々
第九章 北へ
第十章 アイヌモシリ
第十一章 第二の故郷
ナルの生きる縄文の世界
長かった縄文時代/縄文時代の文化〈数え方〉/縄文の人々/乱流する河川/縄文の人々の食生活/塩と干貝/組織と交易/二つの大きな土器圏/津軽海峡/北の大島