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地方都市が輝く未来のために ー12年間の秩父市長日誌より 伝えたいこと

著:久喜邦康

紙版

内容紹介

開業医であった著者が、3度目の選挙で念願の市長となり、消滅可能性都市「秩父」は、観光客年間一千万人が訪れる観光都市へと変貌した。在籍12年間の激動の日々を振り返りつつ、これからの秩父が向かうべき道を提言する。

目次

第一章 三つの基本計画を柱に秩父市大改造

(1)中期財政計画 ~秩父市の財政は健全か?〜

(2)総合振興計画

(3)都市計画マスタープランと立地適正化計画

第二章  直面した六つの大きな困難

(1)東日本大震災

(2)記録的大雪

(3)サーベラス問題

(4)台風19号被害

(5)豚コレラ

(6)新型コロナウイルス感染症

第三章 医師として力を入れたこと

(1)地域医療

(2)一市四町で連携した医療改革

(3)保健行政

(4)秩父市独自の新型コロナウイルス感染症への対応

第四章 SDGsを意識したまちづくり

(1)地域の再生可能エネルギー

(2)森林施策

(3)教育行政

第五章 住み続けたいと思うまちに

(1)公共施設建設

(2)道路整備と橋梁新設

(3)セーフコミュニティとセーフスクール

第六章 人口減少問題と地域の発展

(1)ちちぶ定住自立圏構想

(2)水道の広域化

(3)連携した観光PRで観光客増を目指す

(4)地元企業の育成

(5)雇用創造事業

第七章 地方自治体のデジタルトランスフォーメーション

(1)ソサエティ5・0を秩父地域に展開

(2)ポストコロナの復興もDXが鍵に

著者略歴

著:久喜邦康
昭和29 年5 月30 日、秩父市道生町に生まれる。秩父市立秩父第一中学校、立教高校を卒業。

昭和55年日本医科大学医学部を卒業後、医師免許を取得して、日本医科大学第二外科入局。大学院に入学して第二病理学を専攻。学位取得。

昭和63 年秩父市道生町にて久喜医院を開業。

平成15 年、平成17 年に秩父市長選挙に臨むが落選。

平成18 年秩父市議会議員選挙に立候補し当選。

平成20 年秩父市議会議員を辞職。

平成21 年秩父市長選挙に立候補し当選。

令和3 年5 月より地域医療に専念。
医学博士/病理解剖医/産業医

ISBN:9784878914850
出版社:さきたま出版会
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPT