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ジュニアポエム 20

げんげと蛙

著:草野 心平
絵:長野 ヒデ子
解説:さわ・たかし

紙版

目次

★もくじ★
一 季節のうた
・春のうた ・水泳ぎ ・紅葉 ・「冬の詩集-少年少女諸君におくる-」
二 動物たち
・金魚 ・うなぎのう吉 ・雲雀 ・カジカ ・ひぐらし
三 植物たち
・くだもの三つ ・滝桜 ・月見草 ・こどく ・竹 ・桔梗のなかの八月
四 海
・エリモ岬 ・窓 ・秋 ・磐城七浜 ・黒潮-室戸岬風景
五 山
・火の山 ・蔵王 ・裏磐梯 ・蓼科にて ・槍ヶ岳
六 天地・宇宙
・金と銀ノ皿 ・無題 ・ガラスの月 ・古い寓話-童話風の ・ゆき ・玄玄
七 蛙のうた
・かえるのうたのおけいこ ・えぼ ・河童と蛙 ・青イ花 ・おれも眠ろう ・秋の夜の会話 ・ぐりまの死 ・るるる葬送
八 富士山のうた
・富士 ・富士山作品第壱 ・富士山作品第肆 ・富士山作品第質 ・富士龍2
九 古典の世界-絵や音楽やドラマのように-
・Nocturne. Moon and Frogs. ・天気 ・グレコのデッサンに寄せて ・鬼女
十 人間-その愛と生活のうた-
・『大白道』・序詞 ・恋愛詩集・A ・子供に ・広島・平和記念像に寄せて ・日本語 ・上小川村・根本
 解説 心平の生いたちと詩の世界 さわ・たかし

著者略歴

著:草野 心平
1903年、福島県石城群上小川村(現、いわき市)上小川の「ふだば」と呼ばれた家に生まれる。磐城中学校、慶応普通部いずれも中退。中国に渡り、嶺南大学に学ぶ。卒業直後、ここも中退、1925年(大14)年帰国。大学時代から詩を始め、大正末から屈折した時代を、詩ひと筋に生きる。詩集30冊。1984年、文化功労者に選ばれる。1998年11月21日 没。
絵:長野 ヒデ子
1941年、愛媛県生まれ。1978年、「とうさんかあさん」(石風社)で第1回日本の絵本賞文部大臣奨励賞「おかあさんがおかあさんになった日」産経児童出版文化賞「せとうちたいこさんデパートいきタイ」日本絵本賞を受賞。「すっすっはっは こ・きゅ・う」(以上童心社)「まなちゃんのいす」(福音館)等多数ある。2011年草野心平記念文学館にて長野ヒデ子原画展が開かれる。絵本学会理事。
解説:さわ・たかし
1934年、福島県岩瀬郡岩瀬村(旧白方)に生まれる。高校卒業後上京、東京学芸大、早大大一文学部に学ぶ。早大卒後、本格的に詩、エッセイを書き始める。現在、東京都立教育研究所副参事として、日本文学、国語教育の研究と指導に当たっている。詩集4冊、最新詩集『南海の列島異聞』、『茶道史異聞』(いずれも思潮社)『草野心平研究序説』の他、著書、論文多数。

ISBN:9784877862633
出版社:銀の鈴社
判型:A5
定価:2200円(本体)
発行年月日:2015年07月
発売日:2015年07月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YDP
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ