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講談ぐるぐるりんりん

著:旭堂鱗林

紙版

内容紹介

毎日新聞の好評連載「ぐるぐるりんりん」に、「旭堂鱗林になるまでの巻」を加筆。講談のネタとなる歴史上のスポットをぐるぐる巡り、講談を仲立ちにぐるぐる広がる人間関係を講談調でまとめた講談師旭堂鱗林初めての本。

目次

ぐるぐるりんりん
太閤の風流 お仲日参、日之宮神社
笠寺人質交換記 竹千代と岡崎衆の忠義
桶狭間の合戦〈前編〉清洲で舞った信長
桶狭間の合戦〈後編〉熱田の神に「塀」奉納
芸どころ名古屋 演芸場応援してちょ
佐屋川の合戦 藤吉郎の一番乗り
名古屋コアラ物語 東山動物園に残る伝説
藤井聡太物語 快進撃で地元キラキラ
怪談・化け猫伝説 岡崎城舞台に愛憎劇
小牧・長久手の戦い 森がコロっと倒れる⁉
加藤民吉物語 磁器の祖、祭りで感謝
名古屋城築城物語 戦いのない世の象徴
名古屋味噌物語 三河武士の元気の源
鸚鵡籠中記 太平の世は「退屈」?
ロダンに愛された国際女優~花子~ 切腹の表情で大評判
義士伝 名古屋に四十七士の墓
棋士伝「文本力雄物語」 藤井二冠育てた人柄
「太閤記続き読みの会」 秀吉にほれ込んだ小六
「裁断橋」 戦国時代の母の愛
名古屋コーチン物語 今後の快進撃に注目
御殿のお話 話題の多い名古屋城
陶祖藤四郎物語 土を探し求め瀬戸へ
講談太閤記 辻堂で待ち伏せ仕官
家康守った大樹寺 立志開運の「かんぬき」
伊藤祐道物語 武士からデパートへ⁉
葵寄席 披露の場、支援に感謝
山内一豊と千代 夫婦力を合わせて出世
松御前之碑 壮大なロマン知る
東山動植物園 美しい「奇跡の温室」
道場法師物語 雷坊や、仏の道へ
出世の白餅 恩返し「ますます精進」
名古屋心中 寛大な宗春さまの情け
藤井聡太物語 これからも伝説は続く

旭堂鱗林になるまでの巻

著者略歴

著:旭堂鱗林
 1973年8月21日、名古屋市熱田区で誕生。幼稚園教諭、ブライダルコーディネーターとして働いた後、1999年に東海ラジオレポートドライバーとしてタレント活動をスタート。
 2006年春から上方講談師旭堂南鱗道場に通い、3年後に「鱗」の一字をもらい講談師古池鱗林として活動開始。
 現在は旭堂鱗林として講談修業に励んでいる。関西演芸協会所属。大須演芸場などに出演。白鳥庭園で「太閤記続き読みの会」も続けている。

ISBN:9784877585525
出版社:KTC中央出版
判型:4-6
ページ数:152ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2022年07月
発売日:2022年07月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATX