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コロナが私たちに教えてくれたこと

著:谷岡郁子

紙版

内容紹介

政府やメディアによって操作された「自粛」という漠然とした観念を捨てて、科学的合理性に従って考え、自主的な判断で関係者を守ると決めて戦った至学館大学の1年。学長自らがまとめたノンフィクション。

目次

第一章 沈黙の春
第一回コロナ対策会議と三つの原則
IT開発途上大学の救世主たち
大学はオタクがいっぱい
学生に学生らしくさせてあげたい
大学ってそんなに不要不急なんだ
まさか、秋期入学だって
健康診断で沈黙を破る
リモート授業へのハードル
同窓会からのプレゼント
学生たちとのホットライン
必須教科書の送付
キャンパス安全化大作戦
大学らしい手の洗い方
サランラップを探せ
部則の見直しと予防対策
競技による危険度の見極め
レスリング部を守るには?
一年生たちに会える

第二章 一進一退の夏
学長室と仲間たち
対面授業開始への試行錯誤
キャンパスに学生が帰ってきた
学生と「新しい生活様式」
PCR検査やれるかも
ハードル、ハードル、またハードル

第三章 反転の秋
PCR広報作戦
予備検査の豪華な飛び入り
シロとクロのはざまで
唾液湧出作戦
同じ釜の試験管
感染者保護クラスター
レスリング部待望の検査
貴重な教師としての感染者
持続化給付金詐欺問題
実りの秋
PCR検査と学生

第四章 助走の冬
再びの「緊急事態宣言」
コロナ禍のプチ冒険
学生たちのテスト問題
学生から見た対面授業と遠隔授業
学生たちの自粛生活
春を待つキャンパス

著者略歴

著:谷岡郁子
1954年大阪府生まれ。
至学館大学・同短期大学部学長、学校法人至学館理事長、日本レスリング協会副会長。

ISBN:9784877584962
出版社:KTC中央出版
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN