狭山丘陵を守った男
フィールドサイエンティスト廣井敏男の軌跡
著:清水 淳
紙版
内容紹介
1970年代から始まった、狭山丘陵の自然を守るための市民活動。その中心人物で、フィールドサイエンティスト・廣井敏男の「社会化された自然を守っていくことが重要」という環境思想に着目し、その思想の生成過程や思想の啓発、制度化の経緯を描いていく自然科学書。
目次
Ⅰ章 生態学者からフィールドサイエンティストへ
1.フィールドサイエンティストという生き方
2.研究者への道
3.市民環境科学者の誕生
4.フィールドサイエンスからフィールド環境思想へ
5.「社会化された自然」の思索と体現
Ⅱ章 フィールドサイエンティストとしての日々
一.市民運動へのコミット
二.雑木林研究への決意
三.ライフワークの継承
Ⅲ章 未来に託された狭山丘陵
1.廣井敏男のレガシー
2.狭山丘陵の今
Ⅳ章 狭山丘陵からSATOYAMAへ
1.フィールドサイエンティスト廣井敏男の人生
2.二一世紀のSATOYAMAへの示唆
ISBN:9784877516260
。出版社:けやき出版
。判型:A5
。ページ数:99ページ
。価格:1000円(本体)
。発行年月日:2023年02月
。発売日:2023年02月25日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。