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「吃音」の正しい理解と啓発のために ーキラキラを胸に

編著:堅田 利明

紙版

内容紹介

吃音のある子ども、吃音を持つ子どもの保護者、教育現場の先生たち、そして、吃音の専門的な知識を持って、吃音の治療にあたる言語聴覚士の先生たち28人による「吃音」理解と啓
発への取り組みを記した手記。

目次

本書を手に取ってくださった方に……4 堅田 利明
キラキラ☆の扉を開けよう!……15 餅田 亜希子

家族、そして吃音を理解しようとする人から
星に願いを込めて……42 五味 奈美
「きつおんはぼくのしゃべりかた」–陽翔のものがたり ……47 平林 実香
「キラキラ」が背中を押してくれた……57 堀内 美加
「キラキラ」が教えてくれたこと……67 堀内 慎也
キラキラをよんでおもったこと……72 堀内 彩友
キラキラを読んで、それから。……75 前川 令
『キラキラ(続編)』を携えて……80 西沢 千春
『キラキラ』とのこれから……82 植田 和枝
「キラキラ」を読んで……89 稲田 都希代
吃音親子の二人三脚……97 K.M.
「心を傾ける。~キラキラを読んで気づいたこと~」……103 松下 真生
ありがとうの気持ちを忘れずに……106 齋藤 慶子
キラキラを読んで思ったこと……109 齋藤 大智
「キラキラ」はどもる子どもの道しるべ……110 おばた ゆりこ
吃音への理解を求めて–自分にも出来たこと ……114 Y.M.
「キラキラ」とともに–今までの歩み、そして未来へ ……118 吉田 雅代
キラキラが与えてくれた希望……128 久保 牧子
繋がりの大切さ……135 田多井 智恵
「もっと早く出会いたかった」……146 栁澤 みえ子
わたしのキラキラ……148 関 貴代美

保育園、小学校の先生たちから
「キラキラ」との出会いから教えられたこと……152 三村 小百合
思いを知って、気持ちに寄り添う……155 D.H.

専門の知識を持つ先生たちから
私も誰かの「ひげ先生」に……158 金子 多恵子
登場人物の生き方に学び、支えられて、自分に向き合う……170 西尾 幸代
胸の中の「キラキラ」を見つけて……180 藤本 依子
少しでも「私のせい」と思っているお母さんへ……187 野々山 直美
–7年間『息子の吃音は育て方のせい』と自分を責め続けた私が、
キラキラに出会って、自分を許せ、息子に「ありがとう」と言えるまで–
「様子を見ましょう」「気になりませんよ」……198 内藤 麻子

おわりに……207 堅田 利明
執筆者一覧……210

著者略歴

編著:堅田 利明
堅田利明(かただ としあき)
1964年、大阪生まれ
1987年、大阪教育大学特殊教育特別専攻科言語・聴覚障害児教育課程修了
京都教育大学非常勤講師を経て、関西外国語大学准教授(元 大阪市立総合医療センター小児言語科)言語聴覚士
著書 『キラキラ どもる子どものものがたり』海風社2007
『特別支援を難しく考えないために― 支援教育が子ども達の心に浸透する
ように― 』海風社2011
『続編 キラキラ どもる子どものものがたり 少年新一の成長記』海風社2013
共著 『子どもがどもっていると感じたら― 吃音の正しい理解と家族支援のために―』 廣島 忍・堀彰人編著 大月書店2004
『特別支援教育における吃音・流暢性障害のある子どもの理解と支援』
小林宏明・川合紀宗編著 学苑社 2013
『小児吃音臨床のエッセンス: 初回面接のテクニック』
菊地良和編著 学苑社 2015
『図解 やさしくわかる言語聴覚障害』小嶋知幸編著 ナツメ社 …

ISBN:9784876160532
出版社:海風社
判型:A5
ページ数:220ページ
価格:1800円(本体)
発行年月日:2018年06月
発売日:2018年06月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNS