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EU野菜事情

ホウレンソウを中心に

著:三井 和子

紙版

内容紹介

■EUでは、1997年にレタスとホウレンソウについて硝酸イオン濃度の上限を設定。これはどういうことか。日本では硝酸イオンが人体に害を与えるとは考えられていない。■じつは、野菜の硝酸イオン濃度は、おいしさと環境への優しさのバロメーターであったのだ。■ホウレンソウを研究していた著者は是が非でも現地に行って確かめたいと願い、実現。フランス、イギリス、オランダの3国へ行って、生産の現場から卸・小売までを調査。われわれ消費者はもちろん、わが国の農政上も看過できない問題を本書でまとめている。

目次

ヨーロッパ連合(EU)
 1 農業の概要
 2 欧州委員会担当者に聞く
フランス
 1 農業の概要
 2 パリの八百屋
 3 パリのマルシェと直販農家
 4 フランスの有機野菜農家
 5 卸売市場・ランジス国際市場
イギリス
 1 農業の概要
 2 スーパー向け野菜生産会社
 3 スーパーの野菜
オランダ
 1 農業の概要
 2 フードセンター・アムステルダム
 3 スーパーと青空市場の野菜
 4 野菜冷凍加工工場と協力農家

ISBN:9784875252542
出版社:海鳴社
判型:4-6
ページ数:206ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2009年01月
発売日:2009年01月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WMPF